こだわり金目鯛の保存方法(熟成方法)
鮮魚の保存する一番のキモは、徹底的に血を取り除くことです。魚が腐ったり臭いがでたりするのは、雑菌が繁殖するからです。そしてその雑菌は血の中で最も繁殖しやすいからです。
手順1
鮮魚の鱗を取って頭を落とします。内蔵もとってしまいます。
手順2
頭にはエラやエラの後ろ側に血合いがあります。流水にあてながら指で血を掻き出します。
手順3
金目鯛は腹の膜が黒いです。血合いを取るまえに腹膜を手でとります。
手順4
歯ブラシなどを使用して骨のキワにある血合い(血管)をきれいに掻き出します。
手順5
新鮮な血合いはきれいな赤色をしています。これが時間とともに黒ずんできます。そうなると雑菌の温床となり臭いを放ちます。
手順6
膜や血合いをとって、腹の中をきれいにします。
手順7
お腹にキッチンペーパーを入れて水分を完全に拭き取ります。
手順8
同じく外側も丁寧に水分を拭き取ります。
手順9
水分を拭き取りお腹にキッチンペーパーを詰め全体もくるんでラップします。あとは冷蔵庫で保存するだけです。
数日間保存する場合、1日1回は魚本体から出た水をきれいに拭き取り、腹の中のキッチンペーパーをつめ替えて、再度ラップしておくと尚よいです。
以上の手順で2-5日鮮魚を保存することができますが、状態は魚によってまちまちです。鮮魚の状態をよく見きわめて保存してください。
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